gRow up

みらくるにあふれるかんじょうをかけたら。

京セラで感じたこと〜Japonismを初めて聴いたときの感想〜

今日は京セラドーム公演最終日。

今は何歌っているのかな。もうアンコールかな? 今日はダブルアンコールあるのかな? …などと考えながら、この記事を綴っています*1

もうわたしのJaponismは終わってしまったし、書きたいことも全部書いたつもりだったけれど、メモに残しておいたJaponismを初めて聴いた時の感想を残しておこうかなと思います(需要はないけど)。

今までのJaponismに関する記事は良ければこちらをご覧ください!

 

garm5-top-f.hatenablog.com

 

 

garm5-top-f.hatenablog.com

 

すごく雑だし、もうちょっと表現の仕方ないの!?って感じだけれど、あくまでも自分の記録!ってことで!(笑) メモに残してたのほぼそのままだから、今見たら意味わからない部分いっばいある、、、。

 

1,Sakura

  おぉ!Sakuraか!(初めてじゃなかったから、こんな感じ。笑)

 

2.心の空

楽器の演奏が印象強い。 日本の四季が表現されている。
優しさとか嵐っぽさの中に異なる音がある。
楽器は嵐っぽくない。聴いていて気持ちいい!!
“侍” “大和撫子”のフレーズがいい。嵐が彼らが作る世界へ一緒に連れていってくれるような感じかする。
嵐のように、で締めるのが嵐っぽい。笑

 

3.君への想い

最初の部分を聴いて、京都とかにあるような神社を連想した。ゆったり聴ける曲。ラップがあるのが意外で新鮮だった。

 

4.Don’t you love me?  Vocal.Jun Matsumoto

これも日本風?? え、Jのソロ??(なんかこれだけしか書いてなかった… 確か、何かしながら聴いてたの…潤くんごめん。。。潤くんのこと嫌いなんじゃないよ。むしろすきだよ。)

 

5.miyabi-night

やっぱり、このアルバムの曲のはじまりは統一されてるんだ。雅ってもっとゆったりした曲だと思っていたら、疾走感がある曲で驚いた。

 

6.三日月

どんな風にはじまるのかな…?
予想外だった! テクノっぽいの!
テンポが!かわる!!
バラードっぽいかなと思ってたから意外だったけど、テンポがあたたかい。

 

7.Borelo!

ボレロ
これも今までになかった感じ!!
えお!の疾走感が楽しい!
聴けばどんどんすきになりそう。
ハモり綺麗で気持ちいい!
日本らしさの中にこのカーニバル要素が入るのはおもしろいかも!
コンサートで、この楽器はどうなるのかなー。

 

8.Mr.FUNK  Vocal.Masaki Aiba

洒落た感じ! コンサートでかっこいい相葉くん見れるかな! 黒スーツと黒ハットってイメージ!
ん? でもパーティーピーポー??笑

相葉くんのラップ!! 歌詞カードながら聞いたら、もっと楽しそう!!!笑 なんかでもおしゃれな大人の中のちょっとふざけたかっこよさって感じ!

 

9.暁  Vocal.Satoshi Ohno

音が綺麗。その中におおちゃんの声が映える。綺麗な声が際立つ。百人一首だ!!! 日本っていうものが随所に散りばめられてるな!
コンサートが楽しみ!!
なんで100もある百人一首の中でこの首を選んだのかな??(おおちゃんが作ったわけじゃない。)

 

10.青空の下、キミのとなり

お! これはもう馴染んだ曲! アルバムではここで入ってくるのか!!

 

11.Rolling days  Vocal.Sho Sakurai

翔ちゃん!! アダルティー!!
ここでふぉーりんらぶ! 大人の落ち着いた感じの、外から見たら一見そうではないけど実は危険な感じ。変に落ち着いてるところに大人らしさが出てる。
どんな演出だろう??
低い声…きゃー!

 

12.イン・ザ・ルーム

大人な感じ。
にのちゃんの声が色っぽい。他のメンバーが徐々に入ってくるのが大人っぽい。これすでにすきかも。ファーストインプレッションで。ラップ、かっこいい。なんかCan't let you goのラップの声っぽい!

 

13.マスカレード

最初のエレキ?(多分、っていうかきっとエレキじゃない)がいいね!
なんか2人で逃げる感じ、歌詞のところがミステリアスでいいね。
にのちゃんの、入る高い声がいい。
徐々に流れていくようになる曲調にはまりそう。

 

14.MUSIC  Vocal.Kazunari Ninomiya

にのちゃんのなんかポップ!!!
リズム感がいいかも♪ 聞いてて楽しくなりそう! にのちゃんの高音がいいな! サビのポップ楽しい!!!

 

15.伝えたいこと

なんか壮大だな! なんか“おかあさんといっしょ”の雨上がったときの歌(題名忘れた)連想しちゃった!笑 平和でいいな\(^o^)/ この歌はコンサートではラストかな?? 歌詞的に!

 

16.Japonesque

もっと日本っぽいのかと思ってた! 気がつけば、最初の方に多かった日本っぽい音無くなってた!! いつの間にか、日本→ジャニーズにシフトしてたのかな?? 日本よいとこ摩訶不思議を見たあとだから、ちょっと曲調が似てるなって思ってた! でも歌詞が日本だな。打ち上げようは花火だな。言葉のセレクトが日本らしい。

 

よいとこ盤

1.日本よいとこ摩訶不思議
この歌馴染みがないから、逆になんだかおもしろい。でもなんだか、昔のジャニーズらしさっていうものがわかるかも!! わっしょいしょーい楽しいな!笑 Mステのとき思ったけど、摩訶不思議摩訶不思議〜のところ、おおちゃん美声!!!

 

 

以上です。ほんとに何が言いたいのかさっぱりってところが多かったから、ところどころ補足しました(これでも)。でもどんどん聴いてるうちに、また、コンサートに行ったことで曲の印象って変わるからおもしろいな。

 

 

この記事をなんで書こうと思ったか。それはこの京セラドーム公演期間、グッズを買いに行ったり、友達に会いに行ったりで何回か会場に向かったのだが、そこには嵐をすきな人であふれていて、ここにいるみんなが嵐がすきなんだって思ったらなんとも言えない気持ちになった。ここにいる人たち、また、日本全国、いや世界中にいる何十万人もの女子(男子も)が嵐がすきだってこと、嵐に魅了されていること、それってほんとにすごいことだと思う。それと同時に、自分と同じ嵐をすきな人たちのことがとても愛おしくなった。みんな嵐がすきで会いたくて。会いたくてたまらなくて。でも実際に、会える人もいれば会えない人だっている。ほんとは嵐がすきな人みんなが入れたらいいんだけど…。 今回わたしは京セラドームの公演には入れなかったが、会場に行ったとき「緊張する〜!」って言ってた女の子や「嵐のコンサート楽しみだなぁ…!」ってわくわくしていた小さい子を見た。辺りにいるみんな嵐に会えることにわくわくどきどきしている。そして、SNS上では公演に行った人たちが嵐に会えてしあわせだったと想いを綴っているのを見る。会えるだけで嬉しいって思われる人たちってどんな力を持った人たちなんだろう。声を聴くだけで人が涙を流す嵐っていったいなんなんだろう。はっきり言って、なんと言えば正しい答えになるのかはわからない。ただ、わたしは嵐に会うことで元気をもらえる。勇気を与えられる。そしてだいすきだって思う。嵐はそんなグループである。今回、京セラドームにいながら、わたしたちを魅了してしあわせな気持ちにしてくれる嵐のことを考えていたらやっぱりすきだ、だいすきだ。嵐のことを書きたい。嵐の話をしたい。と思った。そのことから、書いていなかったJaponismを初めて聴いたときの感想から嵐の話をすることにした。嵐への気持ちを再確認した今回のTOURのはじまりとなったJaponismの曲を初めて聴いたときの話を書こうと思った。だから、全然つながりはないです。すいません! もはや何を書こうとしてるのかすらわからないほどぐちゃぐちゃな文章になっている(と思う)。

ただ、今回はわたしをはじめとするいろんな人を魅了してくれる嵐へのあふれる想いを曲の感想に乗せて書きたかった。

*1:書きはじめたのが今日の18時半すぎだった

嵐のコンサートでのJr. 〜ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism〜

 前回の記事でARASHI LIVE TOUR 2015 Japonismについて書きましたが、今回わたしは別の方向から書こうと思います。(よければこちらもご覧ください。) 

 

 

garm5-top-f.hatenablog.com

 

 

それはJr.ファンの目線です。記事を分けた理由は、わたしは嵐がだいすきだしそれ以上のものがないと思っているけれど、でも最近はまりだしているJr.界隈。多分、この“すき”の境界をきっちり分けておきたいからだと思う。

 

10月23日のMステで、嵐のバックにヒロキとしーくん*1がついたことで、もうそのフラグは立っていたけれど、まさかだった…

コンサートの幕が開けて、2曲目の“miyabi-night”で今回バックについているJr.がステージ上に出てきたように思うが、確かにのが画面に映ったとき、まさかのしめちゃん*2がバックでに映っていて、「なんで七五三掛いるの!?!?」と自分でもびっくりほど大きい声で言ってしまって、前の人を驚かせてしまった。ごめんなさい! わたしはあんまり誰がバックにつくかについて深く考えてなかったし、トラジャはいてもヒロキやしーくんぐらいかなと思っていた(ヒロキもしーくんもすきだけど)。わたしはJr.のユニットで1,2番目くらいにTravis Japanがすきだ。まだTravis Japanがパフォーマンスをしているところを生で見たことはないのでいつか見に行きたいと思っていた。美勇人と顕嵐はいなかったけれど*3、まさかここでTravis Japanが見れるとは…。自分のすきなグループと自分のすきなユニット、一緒に見れることはとても嬉しかったけれど、なにより一緒に同じものを作っているのが最高に嬉しかった。一緒に魅せてくれる空間にいれることがしあわせだった。

 

公演中、個人的に絶妙な組み合わせでモニターに抜かれているところがあった。にのとしめちゃん。この2人はそれぞれのグループの可愛い担当だと思っているから、“miyabi-night”でにのが映る後ろでしめちゃんが踊っているのはもう…! 画面から可愛いがあふれてる!!!  思わず、「一緒に映しちゃあかん!!!」って言ってた。笑 潤くんのソロ、“Don't you love me?”では最初潤くんがソファにいるところからはじまるんだけど、ここで如恵留が一緒に画面に映る。麗しすぎる!!!この組み合わせ!!! わたしの中で2人のイメージカラーは高貴な紫。貴族って感じ。

“愛を叫べ”はわたしの近くに宮近、朝日、如恵留がいて、嵐を見るまでにその3人が視界に入った。このときまで宮近がいることに気づいてなかったので、「えっ!? 宮近!? なんで宮近いるの!?!?」 顕嵐がいないなら宮近もいないと勝手に思っていたからめっちゃびっくりした。もちろん嵐を見ようと思ったけれど、DVD化されたときに嵐は映像として残ったとしてもJr.は抜かれないことを考えてみると、ここでJr.もちゃんと見ておきたいと思った。宮近はいつもの明るい笑顔で楽しそうにやってやるぜ!って感じでがしがし踊っていた。朝日も楽しそうに踊っていた。如恵留は少し緊張しているように見えたけど丁寧に踊っていた。そうやって嵐→Jr.→嵐→Jr.って見てたら、気づいたら“愛を叫べ”の間奏で嵐メンバーが1人ずつ抜かれるところ見落としてた…(気づいたら終わりかけてた)。他にも、相葉くんのソロ“Mr.FUNK”で相葉くんの左でがしがし踊る宮近とかうみんちゅも見た。確か相葉くんの音声回収してたんのは朝日だったんだけど、余裕ないのがばればれ!笑 でもそんな大事な役をトラジャが担ってるのがすごいなって思った。ヒロキは、“日本よいとこ摩訶不思議”でおそらく光GENJIを体現しているときのローラーで一番後ろでへっぴり腰になってたのがとても記憶に残っている。笑 しーくんはコンサート中、なかなか見つけることができなかったけど、後半の“Japonesque”“心の空”あたりでやっと見つけることができた。同じ頃、確か相葉くん(智くん?)の後ろに朝日、そして智くんや翔ちゃんの後ろでも他のトラジャのメンバー(しめ、如恵留、うみんちゅ)がバックにいるのを見ることができた。彼らが踊ってるのを見ながらこんな大きなステージで立って踊ることをどう思っているんだろうとぼんやりと考えていた。最後、潤くんが「Travis Japan!!!」って紹介してくれたのはほんとに嬉しかった。そのときトラジャみんな笑顔で最後全員で一礼してはけていった。嵐ファンの人にも好印象だったんじゃないかな。

 

メインでトラジャのことを書いているけど、嵐のバックで活躍していたのはもちろんトラジャだけではない。今回嵐がツアーがするにあたって、わたしは松本幸大くんの様子が気になっていた。10月上旬、幸大くんの相方であった池田優くんが突然退所し、2人のM.A.Dはどうなってしまうのだろうと思っていたからだった。幸大くんは“松本幸大withジャニーズJr.”という形で紹介された。M.A.Dという形はなくなってしまっていた。少し寂しく感じたが、嵐は幸大くんを重要な至る部分に起用していたように感じた。わたしが入った公演では相葉くんのソロでのパフォーマンスの前、相葉くんと幸大くんが楽しげに話している場面があった。このときは何が起こるのかわからなかったが、大技を繰り広げる直前に相葉くんのリラックスしているような表情が見れたのは相葉くんと交流の深い幸大くんだったからではないだろうか。また、大野くんのソロの前にも幸大くんが殺陣(?)をしてソロで魅せる場面があった。あれは会場のみんなが惹きつけられていたのではないだろうか。幸大くんの気持ちはわからないけれど、嵐コンをとても楽しんでいるように見えた。これからも幸大くんの活躍を見守っていきたい。

他にも、MADEやThey武道、Jr.BOYS出演している全員が嵐と一緒に盛り上げようとしていた。にのが冨岡くんにグーパンチしようとしていたり、誰だったか秋山くんと絡んでいたりいろんな絡みが見れた。三原くんは今回初めて知ったのだが、“愛を叫べ”でわたしの周りの嵐ファンをみんな虜にしていた。(笑)

ジャニーズJr.1人1人が嵐から“魅せる”役目を担っていたと感じる。

正直嵐見たいけどJr.も見たいしで、目が足りなかった。でも結局は嵐を中心に見て、余裕があればJr.も…という感じだったので、結局わたしの中でまだまだやっぱり嵐が1番すきなのだと感じた。でも、書き出してみると結構しっかり見てたね…!(どっちやねん)笑

 

わたしが今回入ったのは初日の公演だったので、全くなにもわからない真っ白な状態だったので見るので精一杯だったが(多分初日じゃなくてもネタバレしないようにしてたけど)、あとでトラジャがこんなところにもあんなところにも出ていたことを知って、願うことならもう1度嵐コンでのトラジャのパフォーマンス、そして嵐とトラジャが空間に入りたい…!

Jrのファンの方には大変失礼だが、わたしは先輩のコンサートにおいてのJr.の存在の大切さに去年やっと気づかされた。遅すぎるが、去年からのコンサートでは最後に「ジャニーズJr.!!!」と紹介される瞬間がいかに重要であるか、グループの担当だけであったときにはわからなかったことが少しわかるようになった気がする。そんなわたしが言えることでもないが、嵐ファンの方にはJr.の動きもしっかり見てほしいし、Jr.ファンで嵐コンに行かれる方にはやっぱり嵐の演出もしっかり見てほしいなと思う。

 

もしこの記事をご覧になった嵐ファンの方で、これからJaponismの公演に行かれる方がいらっしゃったら、一生懸命盛り上げているジャニーズJr.も少し応援していただけたら嬉しいです。

今回のツアーを機にこれから嵐とトラジャの絡みも増えるといいな。

*1:Travis Japanの仲田拡輝と吉澤閑也

*2:Travis Japanの七五三掛龍也

*3:1回美勇人いる!!!って思ったときがあったけど、多分秋山大河くんと間違えた。髪色で判断するのNG!笑

“日本” “原点回帰” そして、“美”。〜ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism〜

f:id:Garm5_top_f:20151120021559j:plain

もうちょうど2週間経ちますが…
嵐 LIVE TOUR 2015 Japonism、初日である11月6日の名古屋での公演に行ってきました。

今回全滅してしまってもう行けないかな…と諦めかけていましたが、ありがたいことに知り合いの方に声をかけてもらって参戦することができました。本当にありがとうございました。

これはレポではなく、わたし自身の感想です。
ネタバレしている箇所もあると思うので、見たくない方は回れ右でお願いします。

 

 

今回、テーマに“日本”“原点回帰”というものを掲げて行われているライブツアー。

公演中至る所にそれを感じた。座布団に座っての口上には、なるほど! そうきたか!! 確かに日本だ!!! もう最初から始まってるんだ!と思わされた。あのときは最初の映像がアニメだったのには驚かされたし、どういう意図かわからなかったけど、今の日本の文化を取り入れたものだったんだな。

 

コンサートが終わって、わたしの中で1番大きく出てきた感情は“美しい”だった。当たり前だけど、ただただ見ていることしかできなかった。圧巻だった。もちろん、かっこいい! かわいい!というのも幾度となく感じたけれど、今回のコンサートを一言で表すなら、そのどちらでもなく“美しい”だと思った。艶やかだった。メンバーの表情(特に感じたのはイン・ザ・ルームのときの潤くん)や衣装、そしてステージの色も。また今回のペンライトである絶好調超ライト、通常点けるとメンバーカラーである5色が1色ずつ点灯していくのだが、コンサート中機械で制御されることによって、客席が持っているペンライトの色がグラデーションで光り、去年にも増してコンサートの演出に一役買っていたように感じた。それらの美しい色彩が日本の和というものを存分に表現していたのではないだろうか。また、視覚だけではなく、三味線や和太鼓などの和楽器もステージの美しさに奥行きを与えていたと思う。

 

正直、わたしは今まで嵐というグループはジャニーズというものに1番かけ離れたグループだと思っていた。わたし自身、嵐のそういう反骨心というか、翔くんの言葉を借りるとパイオニア精神的なところに惹かれてすきになった部分もある。


しかし先ほども言ったが、今回彼らのテーマは“日本”、そして“原点回帰”。わたしはてっきり、いざッNOW TOURのときの和装での“RIGHT BACK TO YOU” をやったりと、今までのコンサートでの和装の演出をひっぱりだしてきて、表現するのではないかと思っていた。しかし、嵐はそんなものではなかった。嵐のコンサートで見たことない、新しい演出で原点回帰を表現したのだった。これって矛盾しているのではないか…?と一瞬思うけれど、それらは滝沢歌舞伎やジャニーズワールドなど、これまでのジャニーズの舞台であった演出*1。嵐の基である“ジャニーズ”の演出で表現した嵐。メンバーのソロでもそれぞれ新しい試みが見られた。これでもかと言わんばかりに魅せられ続け、息つく暇もなかった。今回、映像で繋ぐ場面がほぼ無く、必ず誰かがステージ上に立っていたこともあると思う。圧倒された。潤くんがMCですでに疲れたと言っていたのも、他のメンバーもみんなすごく疲れてそうだった(と言うと聞こえは悪いかもしれないがパワーを使いきった感じがしていた)のも納得だ。わたしが見たことある中では潤くんのソロはなんだかPLAY ZONE!?って思ったし、翔ちゃんのソロは夏のチーム者*2が帰ってきたのかと思った。(笑)


また、今回初めてバックにTravis Japanが起用された*3のも、今年の年明けに公演があったジャニーズの伝統的な舞台、PLAY ZONEに出演していたこともあるのではないだろうか。またジャニーズワールドなど、最近のジャニーズの若手のグループの舞台にも出演したりしていて、なおかつ踊れるというのが理由として挙げられるように思う。そう考えると、トラジャがついた理由も理解できる。


それぞれの舞台を今まで観劇したことがある人は物足りなさもあったのかもしれないが、今まで見たことがないわたしには*4どれも新鮮だった。最近、セクゾ・Jr.にも興味を持ち始め、だんだんその若手のジャニーズにある“ジャニーズらしさ”がわかるようになりかけているかもしれないが、実際に見たことはまだない。しかし、WSや雑誌、Twitterで流れているレポでどのようなものか知る機会はあったので、これか…!と思わされた。わたしのようにここから“ジャニーズ”の伝統というのを知るという入り方もあるかもしれない。ここで、わたしは勘違いをしていたのだが、“ジャニーズの伝統”というのは今までの“ジャニーズ”が作ってきた伝統ということで、何も先輩だけが作ってきただけではない、先輩も後輩もみんなで作ってきたものであるということに気づいた。潤くんが最近、ジャニーズの先輩・後輩のステージをよく見学に行っていた理由もここにあるだろう。


また今回、去年と比べると、Jr.個人個人が(もちろん嵐を立てる役目ではあるのだけれど)演出として重要な部分を担っているところも大きかったように思う。そして今回、嵐が自分たちの原点であるジャニーズを表現することでそれをバックについている後輩たちにも見せ、学ばせることで、これからは彼らが“ジャニーズ”というものを引き継ぐということを表現したかったのかもしれないと思った。特に歌謡曲っぽい“マスカレードでは嵐が先輩をイメージして演出していたように感じたが*5、逆サイドでは5人のJr.が嵐と同じように踊っていた。これは嵐が先輩を受け継いでいるように次はJr.が嵐を受け継いでいるということなのか、それともJr.で先輩を体現しているのかはわからなかったが、“ジャニーズ”を繋いでいくことを表していたのだと思う。そういう部分が今回Jr.1人1人が担う役割が大きかったと思う所以ではないだろうか。(Jr.からの視点はあとで別記事で書くと思う。)


最後の挨拶では、嵐が受け継いでいくこと、そして次に繋いでいくこと、歴史を作っていくことについて強く話されていた。最初に提示された「今をどう生きる」と最後の曲“僕らがつないでいく”の中にある「We're walking the road」。また、嵐の挨拶からも、わたしはそれらは“今”を一生懸命、しっかり生きていくことだと受け取った。
これから嵐はどの方向に向かっていくのだろうか。しかし、わたしは嵐のこれから向かう方向にためらうことなく着いて行ける。ではなく、着いて行こう、着いて行きたいとコンサートを見ていて強く感じた。


名古屋から帰ってきてから、ずっとJaponismのリピートが止まらない。というより、Japonism以外を聴きたくない。聴いてしまうと、自分の頭の中で映像として残っているコンサートの記憶が、だんだんと薄れていってしまうように感じるからである。それと同時に聴けば聴くほど、Japonismがどんどんすきになっていく。特にmiyabi-nightとJaponesqueは、コンサートに行く前と比べて“すき”のレベルが格段に上がった。


潤くん、今回のツアーものすごく悩んでいたようだけど、よくあんな短期間であれだけのものを作ったと思う。そして、もちろん潤くんだけじゃなく、嵐が作るコンサートがただひたすらすごかった。
本当に美しいコンサートだった。ありがとう、嵐。

 

 

(ちなみに。
これは個人的に嬉しかった光景だったのだが、今回わたしのブロックでは銀テの譲り合いがあった。嵐コンではこのあたりについて、殺伐としている印象があったので、このようなことがあったのは少し嬉しかった。)

*1:しかしわたしは生で見たことがないのでどこがどうなのかという詳しいことはわからない

*2:ガムシャラによるジャニーズJr.の夏の公演で、ファンカッションを披露するチーム。ジャニーズワールドでも披露されているらしい

*3:森田美勇人と阿部顕嵐以外のメンバー

*4:PLAY ZONEはDVDで見たことがある。滝沢歌舞伎も結構前にDVD見せてもらったかもしれない…

*5:ここでは主に少年隊ではないだろうかと思う

16周年を迎えたあなたたちへ そして決意。

嵐デビュー16周年、ほんとにおめでとうございます。

16年同じものを続けられるっていうのはほんとにすごいことだと思います。

相葉ちゃん、潤くん、にのちゃん、智くん、翔ちゃん。

誰一人として欠けることなく、ここまで来てくれてありがとう。

わたしは、デビュー当時からのファンではないけれど、人生の途中であなたたちに出会えたことをほんとに嬉しく思います。

嵐の歌、演技などの活動、そして5人の笑顔に毎日元気をもらっています。あなたたちがいなかったらきっと今のわたしはいません。どんな人生を送っていたんだろう。想像もできません。最近他のグループやJr.も好きだったりするけれど、やっぱりすきなものの核は嵐です。ずっとだいすきです。

最近、いろんな方のブログを見ていて、自分の語彙力の低さに悔しくなります。とてもがっかりします。だから決めました。もっと語彙力を増やすことに力を入れること。そして、あなたたちへの愛をもっといろんな言葉で表現でしたい。

 

ほんとに16周年おめでとうございます。

そして17年目へ。

これからも嵐5人の活動に期待してします。

 

(ほんとは11/3 23:59には投稿するつもりだったんだけど、書き終わったの11/4 00:01でした。ちょっとショック…!)

20歳おめでとう!!!

森田美勇人くん、20歳のお誕生日おめでとう。そして成人おめでとう。

わたしはあなたを応援し始めて、まだ少しだけど、、、自分が応援している人が20歳になるってなんだかすごいことだな、すごく感慨深いなって思います。ほんとに10代が終わって、20歳になるってすごく大きいなことだと思う。

あなたにとって実り多い、しあわせな1年になりますように。

あとがき。〜ARASHI BLAST in Miyagi〜

今となっては消化するために書いてるようなものです。笑

 

前回の記事、いつもより多くの人に読んで頂いたようでびっくりしてます。畏れ多いです。わたしなりにその理由を分析すると、題名だと思います。“わたしが宮城で感じたこと”。見ていただいた方の中には、“あのこと”についてどう感じたんだろうと思って見てくださった方もいらっしゃるのではないかなぁと思います。そうです。あのことです。あえてちゃんとは書きません。笑(わかる人にはわかるはず!) ほとんど触れてないので、なんだ…と思った方もいらっしゃったのではないでしょうか? 改めてこんなこと書くつもりはなかったけれど、ここで書いておくことにします。

宮城のほぼ直前、このタイミングで?と思いながら、わたし最初は軽〜く流していました。細かくは読んでいません。でもTwitterでもわりとその話ばかりになってて、後にYahoo!のニュースにもなり、それほど大きなことだったんだ…と感じました。

その話については、正直びっくりしました。そしてちょっとダメージも受けました。わたしの思ってた人とちょっと違っていた部分があったから。そしてなんだか虚無感を抱き、思考停止したりもしました。でも、結局わたしが軽く流すことにしたのは、わたしたちがいくら考えても本当のことはわからないからです。今までも何度かこういうことがあって、その度に落ち込んだりしたけど、行き着いた先はわたしたちには真相がわからないということでした。どれだけ考えても本当のことはわからない、それじゃあもう自分がしんどくなるだけ。じゃあもう、本人の言葉を信じるしかないんじゃないか。だって、そう考えないと自分がもたないから。そして、今回このようにニュースになったことで本人がどう変わっていくか、これからの本人の行動を信じるしかないのかなと思います。それしかできません。しかし一方で、そんなことを言いつつもそのことを通して見てしまう自分もいるので、矛盾しているのですが…。

どうであれ、当時は直前の宮城を楽しむしかないと、せっかく宮城まで行くのだから、楽しんでくるしかないと思っていました。宮城で彼のことを見ていて、少なからず今回のことは彼がダメージ受けているように感じました。でも彼にはグループのメンバーがいるし、4人がフォローしてくれているんじゃないかなってそんな気楽な気持ちでいます。彼のことを本気で応援いるからこそ、そんな軽く流せないのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、わたしが重く考えてもしょうがないし、どう考えても結論は出ない。

いいように言ってるのはわかってます。言われていることが事実なら、そういう人間だったのか…ってショックも大きいけれど、でも、残念ながら、もはやすきになってしまったのだからしょうがない。やめられないのだからしょうがない。今楽しければいいじゃないか。自分が思っているイメージと彼が一致していなくても、わたしは自分の目線で見ている彼らをすきになったのだから、だからわたしが見ている彼らを応援したいと思っています。そんなスタンスです。(とか言いつつ、これからめちゃくちゃ落ち込んでたらごめんなさい。笑)

びっくりするほど、都合よく前向きに考えているけれど、支離滅裂感満載だけど

大事なことは自分が無理せず、楽しく応援することが出来ていたらいいんじゃないかと思います。それにはそんな考え方もありなんじゃないかな。笑 

 

と、下書きで書いてて、ちゃんと書き終えてから記事あげようと思ってたけど、金曜日のMステ見てたらそんなことどうでもよくなっちゃった。この記事あげようか迷うくらい、金曜日のMステ見て吹き飛んだから。終わったときにはすっかり魅力されてた。でも、記録として残しておこう。

Mステはまた別で書くかも!

わたしが宮城で感じたこと~ARASHI BLAST in Miyagi~

f:id:Garm5_top_f:20151120005010j:plain


読書感想文みたいなタイトルだけど…笑

前回に続いて、こっちではコンサート本編について書きたいと思います。

コンサート以外の宮城でのお話はこちら。

 

garm5-top-f.hatenablog.com

 

今回の宮城でのコンサートは人によっていろんな感想を持たれていると思いますが、あくまでこれはわたしの感想ということで…よろしくお願いします。笑

 

まず、セトリ通してのコンサートの内容から。

 

最初は伊達政宗や七夕まつりなど宮城のいろんな特産物のイラストを交えた映像でメンバーが1人ずつ紹介されていき、コンサートがはじまった。 1番最初はあの嵐の字をモチーフにしたキャラクター(確か名前は嵐くん)がハワイの海にいるところから。なるほど、去年のハワイでのBLASTと宮城のBLASTは完全に個々のものではなく繋がっているんだ、わたしの中でそういう認識を生んだ。

1曲目は“ワイルドアットハート”。ここから徐々にコンサートが加速していく。“PIKA☆NCHI”、ギラギラしてて楽しかった。結構序盤なのにも関わらず、“青空の下、キミのとなり”で相葉くんが汗びっしょりだったのは驚いた。笑 けど彼らしい。 “じゃなくて”は行けなかったコンサートの相葉くんのソロ曲だったので見ることができてとても嬉しかった。そしてとってもCUTE♡ にのソロ、こちらも初見。改めてすてきな歌だなと感じた。今年の夏、Jr.によるEXシアターでのサマステで聴き、バンド形式もいいなぁと思ったけれど、やっぱり“Oh Yeah!”はこの5人のものだと思った。“言葉より大切なもの”はいつもと違ってリーダーの出だし、音取れてなかった。でもそんなの関係ない!って”あるからー!”って叫んだ。“Zero-G”はやっぱテンション上がる!!! そしていつも聴いているものとは全くの別物だと感じた高校生との“感謝カンゲキ雨嵐”。こんなにも優しい歌だったんだなと思った。泣いた。初めてこの曲聴いたときは、“泣きながら生まれてきた僕たちはたぶんピンチに強い”という歌詞におもしろみを感じてしまったけれど、今ならこの歌詞の意味なんだかすごく理解できる。MCは嵐らしい平和な空気が漂っていて和んだ。“嵐×宮城メドレー”は、コンサートでわりと定番の曲を宮城伝統の“雀踊り”とコラボさせて、みんなで宮城を楽しもうというのが嵐らしくて楽しかった。初めて自担の背中を見ながら踊るというとても貴重な経験をした“GUTS!”。あんなにきちんと踊れた“GUTS!”は初めてだった。笑 “ファイトソング”、あんなにちゃんと歌ったのって今まであった?笑 MJソロは気づいたら隣のお姉さんと「潤くんかっこいい…」とハモっていた。ほんとにかっこよかった。歌詞がまさかの新しいものになっていた翔ちゃんソロ。翔ちゃんが新しく届けてくれるメッセージにとてもわくわくした。だがしかし、わたしはこの場所では歌詞の内容を深読みすることよりも、この場を楽しむことを優先した。おーちゃんの“Two”はシンプルで派手さはないが、それがまた良さを引き出している。羽根が下から出てくる演出はアーティスト大野智に神秘さをプラスしていたように思う。“Sakura”の水柱の上に炎があるという演出にはとても驚いた。そしてセンステで踊る5人に今までより大人な嵐というものを感じた。やっぱり原点の“A.RA.SHI”はいいなあ…しかし、なぜか少し新鮮に感じたのは自分でもびっくり。“果てない空”は潤くんに言われた通り、空を見て聴いた。わたしたちに降り注ぐ光は星と月という世界で“果てない空”を聴くのは とても贅沢に感じた。そして、この空の下にわたしも嵐もみんないるんだと実感して、なんだか心がとても安らいでいた。5人に目線を移すと、何かに届くようにというような表情で歌っていたようなのがとても印象的だった。本編が終わり、アンコールでの3曲。映像からはじまる“愛を叫べ”は、HAPPYで溢れていた。“エナジーソング”はただ楽しい。最後の”ユメニカケル”には嵐の今、そして未来が込められているように感じた。

 

 

 

で、わたしが本当に言いたい、

今回のコンサート全体で感じたことはここから!!!

 

まず、

・“嵐のコンサートで1番いい席とはなんだろう?”

こんなこと書くの、今思うとがめついな…と思ったり、すごく個人的なことにも思えたりもするからちょっと気がひけるけど、でも感じたことだから書くことにする。笑 

一般にいい席、所謂“神席”とはアリーナのことを指すと思う。実は今回、嵐コンで初のアリーナ席だった。今回のコンサートは今までと比べると比較的アリーナは多かったのかな…?  で、アリーナになると、やっぱり気になるのはメンバーがどれだけ近くに来てくれるかということはわたしだけではないと思う。どれだけメンバーが近くに来てくれるのか、はじまってみないとわからないとは思いながらも、どこかでちょっと期待している自分がいた。

コンサートがはじまった。しかし、あまり前に来ない。わたしはメインステのサイドの前あたりだったのだが、嵐のメンバーは後ろへ後ろへ行こうとしている(バクステ方面)ようにすごく感じた。とは言ってもやっぱり全く前に来なかったわけではないし、メインステも双眼鏡使わなくても頑張れば肉眼で見えるのですごく贅沢言ってる。ごめんなさい。多分、夏にサマステ*1行きすぎて、前の方の席=近いという考えになっていたのもあるのかもしれない。でも、嵐がやってること、今までのトロッコやフロート、さらに今回新しく導入されたシステムは3Dフライング*2や、MJソロのときのワイヤーで吊られた潤くんがまるでピーターパンのようにいろんなところを浮遊しまわる演出にはやはり、少しでもファンの近くに行こうという精神を感じたし、会場のどこにいる人たちのことも盛り上げようとしているように感じられた。本当に。言うと、前の方の席の人よりも遠くの人たちのほうに自分たちからもっともっと近づこうとしているように感じられた。“おまえらは近くで見れてるからいいだろ?”と言われているかのように。(決して嵐はそんなこと言っていないが。)嵐としては、平等に少しでも近づけるように考えてくれているのかなと思った。実際問題、平等とはとても難しいことだけど。そういうことから考えていると、正直、アリーナって本当にいい席なのかな? という疑問を持った。いや,それは否だと思う。これが今回わたしが経験して感じた結論である。アリーナ=所謂“神席”ではない。*3 席の場所なんか関係ない。じゃあ、天井席でほぼ豆粒でもいいの?と聞かれたら、それは決してそういうことではないんだけど。なんだか矛盾してしまうけど。アリーナ入ってそういうこと言うなよと思われるかもしれないけれど、決して嵐のお客さんへの接し方を非難しているのではなく、わたしはそういう精神である、そういう風に感じさせてくれる(少なくともわたしはこう感じた)嵐がやっぱりすきだなと思った。

まぁ、隣の芝生は青いという言葉もあるから、わたしが無意識のうちにそう見えてるだけかもしれないが。

 

次に、

・メッセージ性が強いコンサート

BLAST in Miyagiを終えてわたしが連想したコンサート、それは2007年のTime〜コトバノチカラ〜である。わたしはTimeコンには行けていないのでDVDを見ただけだが、最後の挨拶の部分がとても印象的なコンサートで、今回も最後の挨拶がすごくメッセージ性の強いものだったからかなと思う。いつも、コンサートの挨拶では明日からまた頑張ろうと思わせてくれるメッセージをくれるけれど、今回の宮城でのコンサートはやはり東日本大震災を踏まえてのもの。当然、5人のメッセージは宮城の人、そして全国、いや世界から来ているファンにいつにも増して、力強い、そして心強いものだったように感じる。

翔ちゃんが「…嵐を通じて52000人の、少なくともこれだけの仲間がみなさんにはついているということです。もう、もうあんな悲しい思いはしたくないから。…」と言った。東北の人は嬉しいだろうなぁって、わたしは嵐でもないし、東北の人でもないから、第3者的な立場で聞いてるような感じだったけど、わたしも嬉しくて泣いた。わたしもその仲間になれること。ほんとに翔ちゃんの言うとおり。みんないるから。みんな味方だから! だから、きっと乗り越えられるよって。また、翔ちゃんの東北に対しての強い気持ちがそこから窺えた。おーちゃんからはいろいろあったけど、「…みんなと触れ合えるコンサートが一番大切なんだと改めて実感しました。僕ら嵐とずっと共に歩いていきましょう。…」とやっぱりコンサートが一番大事なんだなって挨拶から感じ取れた。相葉くんはね、震災のことには触れなかった。でもその中で印象に残った言葉、「…自分の中で軽い目標を立てるんだけど、それが、どんなことがあっても去年の自分に負けないようにっていうので…この2015年、宮城でライブやって、もうね勝っちゃいました。3ヵ月残して勝っちゃいましたよ!…」わたし、これできてるかな?って自分のこと振り返った。そして、自分もこうやって過ごせるように頑張ろうと強く思った。にのは言葉の選び方がほんとにの。「…空を見るよりゲームがしたいって思ってたし、大自然の空気を吸うなんてそんなの時間の無駄だと思ってました。いやぁー、でも空を見上げてる自分がいました。大人になったと思います。…」言葉のチョイスは少々失礼なところもあるかもしれない。でもひとつひとつ正直な言葉で本心で。でも、それが嵐になったことで変わったんだなあと思った。人間ってそうやって変われるんだ、すごいなあって思った。「…まあ当たり前に来る明日っていうのが環境だったり状況だったりが変わって、みんなの中で明日の価値観が変わってしまったと思うんだけど。それだけすごいことが起きたってことなんだよね。だからこう、今日が終わっていく、また来る明日に感謝して。いい次の日を、次の日を、次の日を。歩んでいけばまた僕らと一緒に、今日という楽しい思い出を作れると思います。…」次の日を、次の日をって言うところ、すごくゆっくりで言葉を選びながらっていうのがすごくわかった。にのなりに震災のことに触れる。でも、震災って言わずにすごいことって言う、こんな話口調はこの人にしかできないなあって感じた。そして優しいエールの送り方だなと思った。潤くんは全部に感謝していた。もちろん他のメンバーが感謝していないという意味ではない。何事に対しても“ありがとう”という感謝の念で表現しているのがほんとに多いなと感じたから。「…久しぶりに会えた人もいるだろうし、初めての人もいるだろうし、全国から来てくれたみなさんありがとう。…」って言った部分、今思ったらこれ、嵐のコンサートで嵐にってことだと思うんだけど、わたし個人的にこのコンサートで宮城の友達と久しぶりに会えたから、勝手にこれは嵐ファン同士がってことかと思った。(ごめん潤くん)  そして「…みんな同じ空の下で繋がってる、僕らがいる、ファンのみんながいることを忘れないでつらいとき苦しいとき生き抜いてほしい…」これがほんとに潤くんが言いたかったことだと思う。4年前(震災当時)と変わらず*4、このメッセージを強く伝えたかったんだと感じた。

言い終わった後、涙になっているメンバーが多かった気がする。ほんとにそれだけ強い思いがあったんだと思う。このあとの“果てない空”のメンバーの表情はとても素敵だった。5人の挨拶はとても優しく、しかしとても力強いメッセージだった。(本人たちの言葉はあくまでニュアンスで!)

また、東北の人への思いはセットリストの中にも随所に見られたようにわたしは感じた。2007年以降8年ぶりに東北に来ることができた嵐。おまたせ、やっと来れたと本人たちも言っていたが、8年間東北の人に見せることが出来なかったステージ。それをなんとか取り返そうと作っていたステージだったのではないかと思う。その一つがソロ曲は2008以降から2014年までの曲から選んでいたところ。相葉くんは2011年の“じゃなくて”、にのは2013年の“20825日目の曲”、潤くんは2010年の“Come back to me”、翔くんは2008年も“Hip Pop Boogie Chapter Ⅱ”*5、おーちゃんは2012年の“two”。見事に別々の年から選んできている。

また、双葉が芽を出して…という映像が進んでいたにも関わらず、途中から巻き戻しされはじめ、それとともに嵐5人も巻き戻されるかのように動くダンスがあった。そしてはじまったのが“Endless Game”から“Believe”~“ Monster”~“Your eyes”~“One Love ”~“Breathless”につながるメドレー。これらは2008年以降、メンバーそれぞれが主演したドラマ・映画の主題歌になった曲である。これはわたしの勝手な解釈だが、双葉が芽を出していた映像が巻き戻される→現在から過去に少し戻ってみよう。東北を離れてからメンバーそれぞれこんなことをやってきたよと、やっぱり来れなかったときの分を教えてくれている、活躍を見せてくれようとしているのかなと感じた。(もちろん、ファンであれば知っているとは思うが、改めて“東北”というものを意識して丁寧に見せてくれてくれようとしているような感じがして嬉しかった。) アルバム曲ながらも“Zero-G”をやってくれたのは、8年分の思いを込めて作る中で、2014年の要素をいれようとしたからかなと(ソロ曲には2014年のはなかったし)。でも、嵐は必ずしもこんな思いで作っているわけではないと思うから、あくまでもわたしの解釈。深読みしすぎかな…。笑

また、今回のセットリストにあった曲自体も元気をもらえるような曲が多かった。今までのコンサートは楽しい!!!!!って行く前から”楽しい”っていうものが当たり前にあって、その勢いで楽しんでいる感じがあるのだけれど(言葉にするのが難しい!) 、今回も“楽しい”だろうなっていうのはあるんだけれど、やっぱり東日本震災というものがあって…それを経てのコンサートだったから、それを一つのフィルターとして通して見ちゃってることが多かった。すると、それぞれの歌詞をひとつひとつ考えながら、噛みしめながら曲を聴いてることが多くて。改めて嵐の歌の良さに気づけた。日ごろから、元気もらってて、それがもう自分の中で普通になっちゃってたんだけど、新鮮に感じられた。心地いいっていうのがわかった。そういえば友達のお母さんが、復興市場で同じベンチに座ってたお兄さんが、彼女の影響で嵐の曲を聴き始めたけどとても聴きやすい、楽に聴けると言っていたと教えてくれた。お兄さんが言っていたのはそういうことだったのかな。特に、高校生との合唱の“感謝カンゲキ雨嵐”や空を見ながら“果てない空”を聴いたとき、改めて嵐の曲のメッセージのよさに触れることができたように思う。

 

 最後…

・嵐というグループが担っているもの

翔くんかな?がMCか挨拶中のときにこのようなことを言った。“僕らを通してみんながここに来てくれることで東北を元気にすることができる” 完全にニュアンスだけど。そのとき、ふと私が感じたことは“あぁ、嵐はもうそういうグループになってたんだな…”と思った。嵐は決して自惚れてることはない謙虚なグループだから、嵐のおかげで…とか言われるといやいやいや…って言うと思う。でも、今回の場合は自分たちがもうそういう位置であること、ポジションであることを自覚してる。この言葉が相応しいのかわからないけど自負してる。ただアイドルとしてコンサートをし、ファンを喜ばせるのではなく、ある種の社会的な役割をも担っているグループになっていたんだ、なってしまったんだと感じた。自分たちがここでコンサートをやることで東北に人が来てくれる、そして東北の人たちを元気にできる。自分たちが外から来る人と中にいる人を繋ぐパイプになるということ。

そして、高校生との合唱で“感謝カンゲキ雨嵐”を歌ったとき画面に出た、“頑張ってるよ”という内容を書いた東北の人からのメッセージ。これ見てたら涙が出た。そして、もちろんまだ完全には復興できてはいないし、全員がそんな気持ちではないと思うけど、東北の人が一歩一歩前に向かって歩いているのがわかって嬉しかった。と同時に嵐を通して伝える、伝わるっていうかたちがあるんだって思った。嵐がその一つの媒体っていうか、フィルターになりうる存在っていうことが、言ってみたらアーティストってみんなそうなのかもしれないけど、今回その役割が特に大きかったんじゃないかな。これはいいことでも悪いことでもどっちでもないと思う。でも、今回、嵐のおかげで東北の人からのメッセージを受け取ることができたと思う。それを担うようになるくらい、嵐は人気と実力があって大きいグループになったんじゃないかな。

 

 

ということがわたしの言いたかったこと。史上最大級に長くなったけど。

もっと早くまとめたかったけど、 丁寧に書きたかったから、何日にもわけて少しずつ書いた。書きたいこと、全部書いたと思うけど書き残したことないかな…? とりあえずここで区切りつけることにする。

語彙力ないし、うまく表現できてないかもしれない。とても稚拙な文章だ。でもこれがわたしの感想。

いいことしか書いてないって、そんなことしか書けないって思われるかもしれないけど、ほんとにそう思った。

 わたしはJr.のコンサートも行ったりするけど、Jr.の場合は終わった後、ああほんとにその人がすきだ!!!ってなって終わる。もちろん、それはそれで間違ってないと思う。でも今回の嵐はすきだ!!!ってなるけど、それ以上になんか与える影響が大きいというか、全体にあたたかいものを感じて、心が豊かになったような気がするし、今までより人にやさしくなれた気がする。自分の内面までも大きく変わった気がする。

宮城がはじまる前はいろいろあったけれど、ほんとに嵐がだいすきだ、嵐はわたしの大切なものの中心だと改めて気づかされたコンサートだった。

ほんとに行ってよかった。帰ってきてからはとても満たされた気分です。

嵐最高!!!!!

*1:EXシアターで行われていた松島聡マリウス葉、ジャニーズJr.によるサマーステーション

*2:5人で1つになってまとまって吊られたままアリーナからスタンド席に移動する装置

*3:※嵐のコンサートの場合は

*4:挨拶で潤くんが「2011年震災すぐの頃、東北にいるみなさんに言ったんだけど…」って言ってた。被災地に送られたはがき?かな?

*5:今年新たにアレンジを加えているが