gRow up

みらくるにあふれるかんじょうをかけたら。

風磨くんとなかまたち

ほんとはそのときすぐ書きたいと思っていたけど、前の話がなかなか終わらなくて今頃になってしまった。でも、この話はちゃんと書いておきたいと思う。

 

8/5の夜、バイトが終わってすぐ、ケータイをさわり、おもむろにTwitterを開いた。すると、目に飛び込んできたのは菊池風磨くんのソロコン“風 is a doll?”で読まれたというdolls、バックについたJr.の子たちから風磨への手紙のレポだった。まだ周りに人がいるのに、わたしの目は涙であふれてしまった。そして、今これ以上見たら、涙が止まらなくなると思い、そっとケータイを閉じた。

バイトの人と別れてから、わたしは再びケータイで風磨ソロコンのレポを少しだけ見た。そのあと、自転車に乗ったら、感動で涙があふれてきた。悲しみなんて少しも感じなかったから、本当に全て感動からやってきた涙である。男の人2人くらい抜かしたけれど、後ろから女子が泣きながら自転車を漕いできたからびっくりしただろうな、ごめんなさい。

でも、ほんとに風磨と仲間のJr.に対しての想いが止まらなかったんだ。

 

わたしは今回の風磨ソロコンには行けていない。

風磨ソロコン初日、わたしはちょうどその時間出かけていて、あとでケータイを見ると先にTwitterでコンサートの内容を見ていた友人から連絡が来ていた。

  • 風磨ソロコンのバックのJr.が安井、田中(樹)、真田、半澤、増田、森田(美)、萩谷であること
  • セトリはKAT-TUNの曲が多く、櫻井翔くんのソロ曲も歌っていて、選曲が良すぎること
  • B.I.Shadowの写真もバックの映像で流れたらしいこと

これを見てわたしは、!!!となった。一気に行きたい!!という気持ちになった。もともと行く予定はなかったのだが、わたしがすごく気になっている(いやもうすきっ書いた方がいいのかな?)美勇人が出ていることもそうだし、何より風磨とそのコンサートを作っているメンバー、内容に惹かれた。それからしばらく悩んだ。行きたいという気持ちと現実的には難しいということの葛藤。日程的には1公演なら行けそうだったけれどチケットはないし、見つけたとしてもそのすぐあとに東京に行く予定もあったのに、往復新幹線を使って東京に行くことは学生にとってなかなか厳しい…行けないことがつらすぎて早く全日程終わってほしいとさえ思った(コンサートに行った方にとっては終わってほしくない時間だったと思うけど…ごめんなさい)。

 

今回のこの風磨ソロコン。何がそんなに良かったのかというとそのチーム感だと思う。みーんなで作った感じ。Twitterをさっと見ただけでも、行った人みんな絶賛してた。

“風 is a doll?”というのは、わたしはレポを見るまでどっちにも気づかなかったのだが、“誰が人形でしょうか?”というものではなく、“誰が人形じゃい!”であるということだと知って、風磨らしいなと思った。1人1人が意思がある人間ということを表現しようとするのは、自分というものを大切にしている風磨らしい。

そして今回、風磨のバックについたのは、安井謙太郎、田中樹、真田佑馬、半澤暁、増田良、森田美勇人、萩谷慧悟という7人。風磨と仲のいいメンバー。その彼ら全員が所属しているのかはわからないが、風磨と仲がいいJr.の子たちの会、風磨会というのがあるのは本人たちが前から言っているので知っている。でもその風磨会は、あくまで遊び仲間というのであって、正直仲間内での悪ふざけというか、悪ノリというか、そういうので今までちょっと心配な部分もあった。そして今回の風磨ソロコンのバックがわかり、それが今回のコンサートでも出ているのではないかと少し気になる部分もあったが、その逆で、それがあるからこそ、みんなで風磨のコンサートを盛り上げようとしている、仲の良さがにじみ出てコンサートをさらによくしているというのを聞いて、風磨会の強さというものを改めて考えさせられたような気がした。そして、また、その7人に出演を依頼したのが風磨自身であり、全員が快諾したと聞いて、dollsのみんなと風磨の関係性に強い絆というものを見せつけられたような感じがした。単純にすごいなぁと思った。正直、さなぴー*1なんかは年も上だし、入所したのが2004年で風磨にとってだいぶ先輩、それなのにあとから入所した風磨が先にデビューした。他のメンバーも年上だったり、風磨よりJr.歴が長い先輩だったり、同期だったり。みんなそれぞれ感じることは必ずしもあったと思う。それでもそんな関係でいられるのは風磨だからだと思う。

話は変わるが、わたしは昔ya-ya-yahというユニットがあったことを知っている。メンバーは薮宏太、八乙女光鮎川太陽山下翔央の4人だった。しかし、Hey!Say!JUMPが結成され、薮と光はHey!Say!JUMPになったが、太陽と翔央はHey!Say!JUMPには含まれなかった。やがて、ya-ya-yahは自然消滅し、太陽と翔央はそれからもJr.の活動をしてはいたが、Hey!Say!JUMPのバックにつくことは決してなく、その後退所してしまった。薮、光からもHey!Say!JUMPになってからは2人の名前が出てくることはなく、ya-ya-yahは無かったものになってしまったように感じた。わたしはSexy Zoneが結成されたときもB.I.Shadowからは健人と風磨だけがデビューすることになったが、北斗と高地はメンバーには含まれず、B.I.Shadowは自然消滅となり、やがて北斗と高地がいなくなってしまうのではないかと思った。しかし、B.I.Shadowは違った。北斗と高地はJr.からいなくなることはなかった。そして、健人や風磨はそれまでと変わりなく、北斗と高地の名前を出し、無かったものにはならなかった。そこから、大人の思い通りになるかよという強いものも感じられた。特に風磨には。わたしはそれまでのジャニーズのデビューグループとジャニーズJr.の関係をあまり知らないのだが、B.I.Shadowというのは今までの新しいデビューグループとジャニーズJr.の中になかった存在だと思う。今回、B.I.Shadowの写真を使ったのも、風磨にとって今まで一緒にやってきた仲間は仲間だし、自分にとって大切な存在、この時があったからこその自分というのを伝えたかったんじゃないかなと感じる。また、その風磨ソロコンを高地も見に来ていたようで、高地にもその思いは伝わってるんじゃないかな…高地にはどういう風に映ったかな。わたしにはそれを知ることは到底できないが、彼もなにか感じたことには違いないだろう。でもバックについてもらわなかったのは、風磨にとってB.I.Shadowはまた特別のものであったからかなとも感じる。

今回、風磨が仲がいいJr.についてもらおうと思ったのは記念すべき初のソロコン、どうしても今まで一緒にやってきた仲間と作り上げたいと思ったからじゃないかな。あくまでもこれはわたしの想像だけど。風磨は今までデビューした人の中で1番、デビューしたあとも仲がいい他のJr.との関係性が変わってない人なんじゃないかなと思う。仲良い子たちの中で1人だけ先にデビューする。風磨自身戸惑ったところもあったと思うし、仲間たちもそれぞれいろいろ思うところはあったと思う。でも、それでも関係性が変わらないのはその風磨と仲間との強いつながりというものがあったからじゃないかなと思う。

安井くんも最近の雑誌で言っていた。風磨は友達であって、その関係性もあるからあんまり一緒に仕事をしたくないけど、でもその上で今回(ソロコンについてほしいということを)言ってきたから、きっと何かしらの意味があると思ってると言ってて、本当に絆いうものがしっかりしてるなと思った。今回のメンバーは同じユニットのメンバーではないけれど、みんな昔から一緒にやってきた仲間。みんな安井くんのように思って快諾してくれたんだろうな。

 

最後の公演。そんな仲間からのサプライズの手紙で書かれていた

「俺たちも負ける気ねーからな。」

 

親父から人前で泣くなって言われてるから読めないって言いながらも、置いてある仲間からの手紙を風磨ら泣きながら読んだそうだ。(そんなお父さんも泣いてたみたい。) そして、そのあとの“20 -Tw/Nty-”で「僕の仲間です!」と言われて出てきた手紙を書いた仲間たちもみんな泣いてたみたい。本当に仲間にとっても充実した、すてきなコンサートだったんだろうな。

風磨1人だけ先にデビューしたけど、俺らも負けねーから。すぐそのあと追いつくからっていうその関係性がほんとにすごいな、すてきだなって思った。泣いた。

こんな関係でいられることってなかなか難しいと思うけど、ほんとにすごい絆だなって。仲間っていいなって。

今回7人はバックだけど、いつか風磨とみんなで同じ輝ける場所に立てる日が来たらいいな。

 

文字の羅列で泣けるなんてすごいよね。でもそれはそんなコンサートを作った風磨、そしてそれを支え、一緒に作ったなかまたちがいて、それを行けなかったわたしたちにも伝えてくれる方たちがいらっしゃったから。ありがとうございました。

最初に言ったが、わたしは今回の風磨ソロコンには行けていない。でも凄さがこんなにも伝わってくるとは、それほど素敵なコンサートだったんだろうなぁ。

昔からのメンバーで初のソロコンサートを大成功することができてよかったね、風磨!!! 仲間との絆はこれからもより一層強いものになっていくんだろうな。

 

最後に…

DVD出たら買う!必ず買います!!

どうか映像化よろしくお願いします!!!

*1:真田佑馬のあだ名