gRow up

みらくるにあふれるかんじょうをかけたら。

“彼ら”について -3.新たな世界-

多分、今回で終わる。

自己紹介の代わりのはじめの話。

山田涼介くん、Hey!Say!7ではまりHey!Say!JUMPのファンになり、徐々に嵐も気になりはじめ、Hey!Say!JUMPがあんなにすきだったのに、気がついたらほぼ嵐一筋になっていた。

1,と2.についてはこちらを見ていただければ嬉しいです。

 

garm5-top-f.hatenablog.com

 

garm5-top-f.hatenablog.com

 

続き。

 

高3の9月のある朝、わたしはZIPであるニュースを見る。

"ジャニーズの新ユニット、Sexy Zone結成"

Sexy Zone佐藤勝利さん、中島健人さん、菊池風磨さん、松島聡さん、マリウス葉さんの5人で結成され、マリウス葉さんの母親は元宝塚で父親はドイツ人のハーフだそうです。メンバーの佐藤勝利さんは…」

え、あの中島健人くんと菊池風磨くん!?!? まじか!!! 健人くんと風磨くんは知ってる。でも誰…? 佐藤勝利って… マリウス葉?? 松島聡って誰だ… わたしは健人くんと風磨くんの方がよく知られていると思ったので、知らないメンバーの方が取り上げられていることに驚いた。わたしはHey!Say!JUMPがすきで“ザ少年倶楽部”を見ていたし、またNYC boysのときのバレーボールを見に行っていたのでB.I.Shadowというグループは知っていて、その中にいた健人くんと風磨くんは知っていた。しかし、嵐にハマりはじめたことや、地デジに伴ってTVを替えたらなぜか“ザ少年倶楽部”が見れなくなってしまったことから、だんだんジャニーズJr.を見る機会がなくなり、デビューが発表されるときにはジャニーズJr.の中でも知られるようになっていた3人も知らなかったのだ。

その話題はその朝、学校でも話題になった。そして、ジャニーズファンではない仲がいい友達とも佐藤勝利って誰だ???という話をしたのを覚えている。笑

それから、わたしが見なくなってからの健人くんと風磨くんがあれから歩んできた道、そしてSexy Zoneについて知りたくなった。また、B.I.Shadowはどうなってしまったんだろうと考えた。

そして、ここで登場するのは高校に入ってから仲良くなった、特にすきなジャニーズというのはいないがジャニーズに詳しい友人である。実は彼女は、ジャニーズJr.に興味があったのだ。わたしはそれまで嵐ファンだったので、あんまり共通の話題はなかったが、わたしがSexy Zoneに興味を持ったことで話が合いやすくなった。彼女はその時期の“ザ少年倶楽部”を録画していたので、さっそく借りて見ることができた。すると、番組内での勝利くん、聡くん、マリウスくんの扱いを見て、あ、そういうことか…と思った。また、B.I.Shadowもよく出ていて、中でも健人くん、風磨くんがいい意味でギラギラしていたように感じた。そして、健人くんの魅せ方というものに惹きつけられていったような感じがした。

それから、Hey!Say!JUMPと同じようにSexy ZoneはデビューまでいろんなTVや雑誌に取り上げられる。また、Sexy ZoneとジャニーズJr.の番組*1も始まった。そのことからわたしはジャニーズJr.も徐々に知っていくようになる。とりあえず、神宮寺勇太くん、岩橋玄樹くん、高橋颯くんたちはわかるようになった。しかし、友人に“いわふか”と言われて、岩橋くんと…誰だっけ?と尋ねたら、違う! 岩本と深澤*2!!と言われたり、松松と言われてその当時は全く分からなかったのだが、今では松島聡とのユニット*3を組んだ松倉海斗くんと松田元太くんだということがわかり、今考えると彼女はもうすでに先を行っていたので今考えると本当にすごいなと感じる。

そうやって、どんどんSexy Zoneやその周辺(ジャニーズJr.)にも興味を持ち始めてしまった。

Sexy Zoneはデビューイベントを確か、ラゾーナ川崎で行っていた。ここで、中学のときHey!Say!JUMPにハマっていたときと大きな違いがある。Twitterを使用していたことである。Twitterを使っていることで、その場所にいなくても、そのイベントの内容や状況を知ることが出来る。わたしは行くことはできなかったが、Twitterからそのイベントやデビューのときの握手会の情報を得た。他の人の文章によってだが、メンバーたちの一生懸命さ、努力が伝わってきて、わたしは彼らも応援していきたいと思った。

そんな中、地元でも握手会が行われることが発表される。なんとか合間を縫ったら行ける…! そう思ったわたしは少し無理もあったが、Sexy Zoneのデビューの握手会になんとか参加した。握手した直後はやばいやばい…しか言ってなかった。生の彼らはほんとにキラキラ輝いていた。時期的には行くべきではなかったが*4、行ってよかったと思う。 

 

そして、次の春また、わたしのその後に関わることとなる友人に出逢う。彼女と仲良くなるきっかけはよく覚えている。彼女は普通の友だちとして出逢ったのだが、友だち何人かと話していたとき、どういう流れか忘れたが急に彼女が「にの、金髪だよね*5」という話をしたのだ。わたしはとても驚いた。確かまだ4月か5月だったのだが、その段階で二宮くんが金髪であることを知っているということは…もしかしてファン? わたしはおそるおそる尋ねた。すると彼女も嵐ファンであることがわかり、わたしたちはそれからとても仲良くなった。また、彼女はSexy Zoneもすきであり、さらにジャニーズJr.が出演していたドラマ“私立バカレア高校”も見ていて、ジャニーズJr.も少しは知っていた。とても広く話が合う友人である。

 

嵐に関しては相変わらずすきで、初めてコンサートに行った次の年は落選してしまったが、その次の年は当選し、コンサートでSexy Zoneに興味を持ち始めてもやっぱり嵐がすきだ、嵐をすきになるのはやめられない(Hey!Say!JUMPもすきになるのをやめた訳ではないが)、というか嵐をすきになってわたしがすきなものの軸は嵐にあると感じたことから、他をどんなにすきになってもわたしは嵐ファンだと思った。だから、これからも嵐ファンであることには変わりはない。

 

その次の年は嵐のことに関して精力的に動いていたと思う。Sexy Zoneもすきだったが、FCに入っていなくてコンサートには行っていなかった。でもどちらもすきだった。

 

そんな中、わたしは偶然、ジャニーズJr.の平野紫耀くんのおバカエピソードがまとめられたNAVERのまとめを読んだ。彼についてはSexy Zoneを通してなんとなく知ってはいたが、まさかこんなにぶっ飛んだ子とは思っていなくて普通におもしろすぎた。それから、ジャニーズJr.の関連のまとめを少し読んだ。仲田拡輝くんや諸星翔希くんのもとてもおもしろかった。彼らはHey!Say!JUMPに夢中になっていたとき、見たことがあった。そして、中でもわたしを惹きつけたのはジャニーズJr.のユニット、Travis Japanの森田美勇人くんだった。2014年2月頃のことだった。手首にゴムをつけている子といった感じのまとめがあって偶然読んだのだが、最初はちょっとチャラ系の男の子なのかな〜っていう感じだった。かっこいいけど、そこまで…自分がひとめぼれする顔のタイプではないなって思っていた。でも何枚も画像を見ていると、この美勇人くんかっこいい!と思うようになってきていたと思う。ちょっとずつ気になる存在になっていた。また、わたしはHey!Say!JUMPがすきなとき、何度か見たことがあった。美勇人という珍しい名前で、わたしはその頃“みゅうと”と読めず、“びゆうと”だと思っていた。変わった名前の子がいるなぁと思ったのを覚えている。

そんなとき、Sexy Zoneの春のコンサートがあることを知る。わたしはFCに入っていなかったため、チケットを取る手段がなかったが、広く話の合う友人がFCに入っていて、一緒に申し込んでくれることになった。しかし、第1希望にしていた大阪城ホールが外れてしまった。第2希望以降は横浜アリーナにしていたので、同じ日に全部の当落を知ることができなかったと思う、確か。あー…わたしにとって初のセクゾコン行けないかなと思っていたら、思いがけないお誘いがくる。その前の年、嵐関連で知り合った方たちがいて、嵐会をすることになったとき、ちらっと最近Sexy Zoneにも興味があって…という話をしたら、どうやら同じようにSexy Zoneにも興味があったらしく、チケットを取っていたのだが、重なって取れてしまい誘ってくれたのだった。とても嬉しい出来事だった。わたしは一緒に行く人に、ジャニーズJr.に興味がある高校のときからの友人を誘った。きっと彼女なら一緒に行ってくれると思ったからだ。この日空いてる?というか空けて!!!と友人を誘ったら喜んで来てくれた。そして当日。彼女とは久しぶりに会ったのだが、最近どの誰がすきなの?と聞いたら阿部顕嵐と答えた。わたしは顕嵐くんについては松本潤くんと誕生日が一緒で潤くんに憧れていると言っていたのを見たことがあるなぁくらいだった。そして、コンサートが始まった。わたしは内容を全く知らずにコンサートに行ったのでとっても驚いた…美勇人くんがいる!!! え、あれ美勇人くんだよね!?!? 友人にも慌てて確認した。すると、やっぱりそれは美勇人くんだった。友人はいつもは落ち着いているのに顕嵐くんが出てくると、すごくテンションが上がっていてそのギャップがとてもおもしろかった。コンサートは最初から踊って、終始とても楽しかった。終わってからはずっと楽しかった!!!としか言ってなかった。それしか出てくる言葉がなかったのである。友人もみんな楽しかったと言っていた。正直、健人くんやSexy Zoneが見たくて行ったのだが、もちろん健人くんやSexy Zoneを見たが、美勇人くんでものすごく盛り上がってしまった。

実は一緒に申し込んでくれていた友人が第2希望の横浜アリーナを当ててくれていたので、わたしは横浜アリーナへも遠征することになった。初の横浜アリーナでどきどきだったが、公演中は思いっきり盛り上がり、これもまたとても楽しかった!!!  美勇人くんが前の列を通ったときは足を見て思わず、2人で細!!!と言っていた。笑 そして、気がついたらわたしは森田美勇人くんをもっと見たいと思うようになっていた。そのことをわたしが言ったのか、友人が自然に感じ取ってくれたのかは忘れたが、友人も美勇人くんに興味を持つようになった。

そして、2人で徐々にどんどんジャニーズJr.の話もするようになり、もともと2人ともジャニーズJr.の子を知っていたりはしたのだが、どんどん詳しくなっていった。そして、普通にいろんなJr.を見るようになっていった。

しかしここでわたしに葛藤が生まれる。まず、自分より年下の子を応援するということにちょっと勇気がいった。なんとなく年下の子をすきということに抵抗があった。また、ジャニーズJr.という不確かな存在*6でいつまでこの世界にいるのかわからない、応援していてもある日突然いなくなってしまうかもしれない彼らを応援してどうなるだろう。しばらく悩んだ。いろいろなこともあった。そして、わたしはこういう結論に至った。

すきならそれでいいじゃん。今が楽しかったらそれでいい。

もちろん、それでよくないこともある。でもわたしは今このときの瞬間を大切にしたい。これは嵐の曲“Rock Tonight”にも、“何があったって 今が最高って 言えたら それでいいんじゃない?”とある。それをモットーに、わたしはすきなものはすき!と素直に生きていこうと思った。

 

それから、松島聡くん、マリウス葉くんとジャニーズJr.の公演、ガムシャラSexy夏祭りに行った。美勇人くんはいなかったが思いっきり盛り上がった。本当に楽しかった。そしてまた、いろんなJr.の魅力を知った。2公演行ったが、本当に熱い夏だった。2014年の夏はわたしの人生をまた大きく変えるものだったと思う。

 

今年の4月、ガムシャラJ's Party!!#9に行った。そして、今までJr.を応援することに躊躇っていたり、ふっ切れていなかったところもあったが、不確かな彼らだからこそ、彼らの行く道を応援したいと思った。もしいなくなってしまうことがあれば、それはそこまでだったということで仕方がない。でも、今はみんなが進んでいこうという道、夢に向かって前に進んで行くところを応援したいと思う。

 

それからは、今は嵐だけではなく、顕嵐くんがすきな高校からの友人や、わたしと同じように嵐、Sexy Zone、ジャニーズJr.がすきな友人と一緒にSexy ZoneやジャニーズJr.のコンサートに行ったりしている。

 

 

わりとすっ飛ばして話を進めてしまった感はあるが、これが“彼ら”の説明に代わるわたしの今までの話。

要するに、わたしは嵐のファンではあるが、いろんなSexy ZoneもジャニーズJr.もいろんな人を応援したい、見ていきたいと思う。そして彼らと一緒にわたしもいろんなことを感じていくことで成長していきたい。

*1:ジャニーズJr.ランド

*2:ジャニーズJr.のユニット、Snow Manの岩本照と深澤辰哉

*3:Sexy 松

*4:再び受験生だった…。

*5:その年の24時間TVのスペシャルドラマで二宮くんは髪を金髪にしていた。

*6:2014年のシアタークリエでの公演でジャニーズJr.の安井謙太郎くんが自分たちを表現するのにこの言葉を使ったそうだ。