gRow up

みらくるにあふれるかんじょうをかけたら。

なぜジャニーズがすきなんだろう。

「そういえばなんでジャニーズすきなの?」

この間、友人に訊かれた。彼女もジャニーズがすきだから、彼女にそう訊かれることが不思議だった。尋ねると、彼女も同じことをジャニーズファンの友達に言われたそうだ。彼女は「友達の影響で」と答えたらしい。

彼女はわたしの高校時代からの友人で、Jr.のことなんて全く知らなかったわたしにジャニーズJr.というものを教えてくれた人物である。また、お笑いにはまりかけていた彼女にジャニーズの話をひたすらしたのがわたしであり、以前は現場に行くことがなかった彼女が今ではひたすら現場を楽しみにしている。確かに友達の影響というものは大きい。お互いを沼に引き込んでいる。

 

わたしは突然なぜジャニーズをすきか訊かれ、出た答えは「きらきらしてるから…?」だった。あまりにも唐突だったので、もっと他にもっともらしい答えがあるようにも思えたけれどそう答えた。あれからずっと、今もその答えを考えている。

でも、今日あるブログを読んでるときにその答えに辿り着いたような気がする。“きらきらしてるから”という答えの先をいくものが。“大きな夢を掴もうとしているから”。それはきらきらしているという抽象的なわたしの理由も説明できると思う。大きな夢に向かっているその一瞬一瞬のガムシャラな、一生懸命な姿がきらきらしているのではないだろうか。

ジャニーズはデビューが約束された世界ではない。誰でもデビューできるわけではないという世界の中で彼らがもがき続ける姿が儚くも美しいのだと思う。世間にはいつまでそんな夢ばかり見てるんだって言う人もいるかもしれないけれど、でもまだ見ぬ自分の未来に向かって進み続けることはとても勇気がいることである。だからかっこいい。わたしはそんな彼らをずっと応援したい。出口が見えない世界だからこそ、彼らがそこでデビューという夢を掴んだり、何かを達成したり、作り上げるという1つ1つの出来事が全て輝いて見える。

 

 

でも現実問題、そんな気持ちをジャニーズに興味ない人に言っても理解してくれる人は多くはないから、ジャニーズがすきだって簡単に言えない…。いや、何も気にしなければ言えるのだろうけど。「あいつはイケメンがすき」って、ミーハーなやつだって思われちゃう。間違ってはないけど。それで偏見を持たれてしまうのがつらい。

別にわかってくれる人だけがわかってくれたらいいと言えたらいいのだけど、そんなこと言ってくるやつはそれまでの関係だって思えたらいいけど、残念ながらそんな勇気はわたしにはない。

 

この前も同窓会でカラオケに行ったとき、友達と一緒に歌える曲がほとんどジャニーズだった。だから2.3曲ジャニーズの歌を歌った(わたしとしてはみんなで盛り上がれそうな曲を選んだつもり)。しかしそのとき、言われてしまったみんなの前で男子に。「ジャニーズすきなの?」って。わたしは慌ててごまかした。ちゃんとごまかせたかはわかんないけど。言えなかった、「すきだよ」って。それは“ジャニーズファン”っていうレッテル張られて、みんながわたしにどのような印象を持つのか怖かった。もしあの時「すき」って言ってたらどうなっていたんだろう。

 

最近家族からも言われる。いつまでそんなこと言ってるの、年相応になりなよって。たしかにいい年した女子がいつまでもキャーキャー言ってるのは、世間体を考えるとよくないのかもしれない。ジャニーズがすきって言ってもあんまりいいように捉えられないから。でも、年相応ってなんだ?ってそのときわたしは思った。別に誰だってすきなものくらいあるじゃん。別にジャニーズを応援していたってよくないか。確かに、いつまでもジャニーズに縋り付いているのはよくない。でも、ジャニーズがわたしの人生なんて思ってないし、わたしはわたしの道というものをちゃんと歩かなくちゃいけないと思っている。

…しかし、こう書きながらわたしは自分が正しいことを言えているのかは自信がないけど。

最近、ジャニーズと関係なく、友達と過ごしている時間が楽しいと思うことも増えてきた。恥ずかしながら中学生のときにジャニーズにはまってしまったわたしは、ほぼ毎日なにかとジャニーズに染まった日々を過ごしていた。でも、ジャニーズに染まらない日々もあったっていいじゃんって思えるようになってきた。それが徐々に大人になるということかなとも思う。でも、やっぱりジャニーズがすきなのは楽しい。やめられない。それがわたしの1つの青春でもあったから。

ジャニーズファンではない人たちからするとジャニーズの子ってチャラチャラした子が多いって思ったり、オレってかっこいいって思ってそうなナルシストな子が多そうっていうマイナスなイメージを持っている人が多いんじゃないかなという勝手なイメージがある。以前番組で、ジャニーズJr.の安井くんもチャラチャラしてるな~って思ってくれてたらそれでいいと言っていた。

でも、一概にそういう風に捉えられるのはすこしさみしい。

確かに派手な子は多いかもしれない。でも実際自分に自信がなきゃやってけないよ、多分。そうじゃないと、自分の見せ方もわかんないし。

でもほんとはみんなに知ってほしい。声を大にしてすきな人たちのこと叫びたいよ。こんなに頑張ってる子たちがいるんだって。安井くんはそんなイメージを持ってJr.を見てほしくないから、気楽に見てほしいからそう言ったんじゃないかなと思うけど。もちろんわたしは彼らの姿をずっと見てきたわけじゃない。でもSexy Zoneの聡ちゃんが一生懸命大学受験を頑張っていたり、Snow Manの阿部ちゃんだって長い舞台期間を終えたすぐあとだというのにこの前卒論発表したと言っていた。もちろん学業だけじゃない。けれど、わたしたちも経験してきている学業と、わたしたちには決してわからない、努力が必要とされる一見華やかに見える世界の両方を生きるってほんとにすごいことだと思う。わたしはこういう彼らの報告を聞くと、自分の応援している人たちはやっぱりすごいやって誇らしくなるし、同時にわたしも頑張らなくちゃって思わされる。彼らの頑張っている姿は同時に自分も奮い立たせられるという意味ですきなのかもしれない。

でも少クラばっかり見てしまったりしているのは、かっこいいなあと思いながら見ているのと同時に、自分に甘い自分を現実逃避させながら、決して甘くない彼らの世界をこんな風に輝ける場があってきらきら輝いている場所がうらやましいなあなんてお気楽に考えているのかもしれない。

やっぱジャニーズってすごいや。

わたしはなんと言われてもやっぱりジャニーズがすきだ。

 

よし、わたしもほんとに頑張らなきゃ。

 

以上、最近ちょっとつらかったことでした。笑

なんか弱音みたいになってしまってごめんなさい。途中逸れちゃったし。

2週間ちょっと更新してなかったのに、訪問してくれる人が毎日いることに驚いています。ありがとうございます。