gRow up

みらくるにあふれるかんじょうをかけたら。

心情。

ほんとはこんなこと書くつもりじゃなかったけど、でもあまりにも複雑なので書きます。
そしてわたしはSMAPのファンではなく、他のグループのファンです。大きい括りでのジャニーズファンの視聴者の意見として読んでもらえると助かります。

なんとなくこう報道するんだろうなってわかってたけど、朝起きてフジテレビで、「“安心しました”っていう声があります」って紹介しているのを見て思ったのが「ほんとにみんなこう思ってる?」

そりゃ安心した人だっていると思う。メンバーが今回のことについて言及することがなかなかなかった中で、やっとメンバーが直接ファンに向けて発言した場だったから。

でも、メンバーが言ったことは多くの人が求めていた言葉じゃなかったと思う。
友達とごはん食べながら、Twitterで流れてくる動画で見たけど、終わったあと呟いたことは「で、解散は…?」
違和感しか残らなかった。ちゃんと内容を汲み取ろうと聞いたが、どういうことを言おうとしてるのかよくわからなかった。
わたしはそろそろ就活の時期で、ESで志望動機を書くときや相手の質問に答えるとき、まず「はい」か「いいえ」で答えてから具体例を書きなさいと教えられているが、今回SMAPの件について国民みんなが注目した点は解散するのか否か。ESに置き換えると質問文は解散するのかどうかということだった。
しかし、返ってきた答えは「はい」でも「いいえ」でもなかった。解散するかどうかについては全く触れなかった。ただ、得体の知れないものに謝罪し、前を見て進みたいと言っただけだった。これじゃ質問文に対して答えはあっていないと思う。

「存続すると聞いて安心しました。」と言ってる人がいたけれど、生放送の中でSMAPのメンバー自身が解散しないって言った?  5人でこれからもSMAPとしてやっていきます。って言わなかったんだよ。それで安心できるの? わたしだったら不安しか残らない。

もちろん、SMAPが悪いわけではない。このことはわかる。わたしたちではわかりうるものにSMAPは脅かされている。明らかに普通のSMAPじゃなかった。SMAP本人たちの言いたかったことではなかった。その裏で言えない、もしくは言わない“闇”があるのはわかった。それが変にリアルで怖かった。
なんで視聴者のわたしたちが謝られなきゃいけないんだ。もしくはわたしたちがわからないものに謝っているSMAPを見せられなきゃいけなかったんだろう。

そのあと、いろいろな情報、憶測がSNSで流れ始めた。しかし、どれが本当に正しいのかなんてわからない。結局、今はわたしたちは真実を知ることができないのだ。

しかし、どれが真実かわからないとしても…
タレントを育成する人はそれぞれ守りたいものがあるし、競いあっていかなければならない部分があるとは思う。双方とも自分が育ててきたタレントを大切に思うことはわかる。しかし、中で争っている場合ではないのではないか。
ただ今回、ジャニーズは世間一般からのイメージを明らかに悪くしてしまったと思う。
わたしはジャニーズに所属している人がすきだから、ジャニーズが作り上げるエンターテインメントがすきだから、内部の事情に対していろんなことを思っても、ジャニーズからは離れられないんだと思う。この日、スマスマの生放送をTwitterで流れてくる動画で見たと書いたが、そのとき高校時代の友達2人と飲みに行っていたからだった。リアルな友達であるがわたしたちを繋げてる大部分がジャニーズであると思う。仲良くなるきっかけだったのもジャニーズ。この日もこの時まで去年それぞれが行った現場の話などをして大いに盛り上がった。それくらい、ジャニーズというものに魅了されている。なのにSMAPの生放送の内容を知って、わたしたち普段こんなにいきいきしたものにしてくれているのはジャニーズなのに、こんな複雑な気持ちにするのもジャニーズなのかとなんとも言えない気持ちになった。
わたしはJr.というまだ不確かな存在である彼らを応援している立場からも言わせてもらうと、これでジャニーズ自体を遠ざけてしまう人がいれば、まだ芽が出ていない人たちを知ってもらう機会もより減ってしまうと思う。わたしはジャニーズファンではない人にももっともっとジャニーズの魅力を知ってほしい、まだ芽は出ていないけど頑張っている人もいることを知ってほしい。お願いだから、これ以上わたしのすきなジャニーズを内部の事情で汚してほしくない。
そして、これを機に事務所のやり方も考えてほしいと思う。崩壊していくところは見ていたくない。
どうか、未来が明るいものでありますように。

またもう一つ。
朝テレビで報道のされ方を見たときに、報道というものが信じられなくなった。ただただ本当の報道ではないという印象が残りショックを受けた。

2016年はじまって早々、なんだかこれから未だ見えないものが待ち構えているような気がする。
激動の一年になりそうだ。